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ワンちゃんをお迎えになられた方へ

食事に関する事

犬イラストよく食べる!食事の上手な作り方と与え方

ワンちゃんは現在成長期です。
お母さんのお乳に負けないくらい栄養価の高いフードを食べさせることが健やかに発育するために必要です。
現在ペッツファーストではお食事セットを使用しています。今まで食べていたフードなのでワンちゃんにとって抵抗が少ないだけではなく、高い栄養価と免疫機能の正常な発育を栄養学的にサポートします。
1歳になるまではフードを変えることに胃腸が敏感に反応する時期ですのでお店で使用しているお食事セットのご購入をお願い致します。

【特に小さい子をご購入されたお客様へ】

標準サイズの他の子に比べ、特に小さい子は気を付けて飼育をしていただかないといけない事項があることをご理解ください。

飲み水の回数と量

脱水予防のため、特に回数や量は決めずに24時間いつでも飲めるように用意してあげてください。お水はお皿で与えてしまうと遊んで体を濡らし風邪を引いてしまうことがありますので、給水器を使用してください。
お皿と給水期
※特に小さい子は給水器からお水が飲めない場合がありますのでお皿で少量ずつ与えてください。

環境の変化で下痢や嘔吐をしてしまう可能性があります。ワンちゃんがストレスを受けてしまった際、回復に必要な水分・電解質・糖分を補うための粉末飲料がセットの中にご用意されております。
お家に連れて帰ってからは環境の変化でストレスを感じることも多いため、セットの粉末飲料がなくなるまでは使ってあげてください。
粉末飲料を溶いた水は24時間しか保存がきかないため、時間内にあげてください。

粉末飲料

食事回数の目安

生後3ヶ月未満は人間の赤ちゃん同様1回の食事量が少ないので、なるべく回数を増やしてあげて下さい。 (体の大きさや発育状態によって個体差があります。)

食事回数の目安 食事回数の目安
※特に体の小さい子は小分けに与えることで消化吸収の負担も軽減され、空腹時間を短くすることにより小さい子で怖いとされる【低血糖】を防ぐことが出来ます。

食事の量と作り方

常にお腹いっぱい食べさせるようにしてください。

  • 1食事の量の計算

    成長と共に食事量も増えます、下記の1日の給与量の目安を確認してください。

    食事の量の計算
  • 2ふやかしご飯の作り方

    子犬は消化不良を起こしやすく、消化吸収をよくするためふやかして与えて下さい。

    1. 1回のごはんの量を容器にいれます。

      作り方1
    2. ごはんが浸かるようにお湯を注いでください。

      作り方2
    3. ふたやラップをして、20~30分位おきます。

      作り方3
    4. 出来上がり。芯がないか確認してから与えてください。

      作り方4
  • 3ベビーミルク

    出来上がったごはんにベビーミルクを毎食小スプーン1杯程度混ぜてください。
    ミルクには骨の成長を助けるカルシウムが含まれており、母乳に近い甘い匂いなので食欲増進になります。

    ベビーミルク
  • 4缶詰

    缶詰は栄養価が高く、お肉が入っているためワンちゃんが特に好みます。スプーン1杯程度をごはんに混ぜてあげてください。
    缶詰は1度開けると冷蔵で3日程しかもちませんので、小分けにして冷凍庫で保管してください。冷凍したものはレンジで温めてからあげてください。

    退院サポート 退院サポート
  • 5エナージェル

    低血糖防止のためのサプリメントになります。
    1日に5~6回、約1~2センチを人差し指にとり舐めさせてあげてください。自分から食べないようであれば上あごにつけてあげるといいです。こちらは途中で止めずに1本使い切ってください。ただしこちらはあくまで栄養補給剤ですので、ごはんの代わりにはなりません。ご飯を食べない場合にはセットの缶詰をお使いください。

    食欲不振
  • 6その他

    子犬は1食抜くだけでも低血糖になり易い為、食欲不振時には缶詰やエナージェルを利用して下さい。仮に24時間食べなければ、とても危険な状態に陥ります。速やかに、ご購入店舗へご相談下さい。但し、生後4~5ヶ月以上たっている子の場合は、食事の内容に飽きて食べなくなるケースがあります。
    その場合に贅沢をさせると、かえって逆効果で癖になってしまい、その子にとっても良い結果を招きませんので、フードを色々替えるのは避けて下さい。

    食欲不振

1日の給与量と切り替えの時期

①量が多い→ウンチが柔らかくなる。
  量が不足→乾燥した硬いウンチ。
②運動量や食欲に応じて20%位の増減OK!
③固いドライフードへの切り替え時期の目安:2回目のワクチン接種(月齢約3ヶ月頃)から少しずつ固いままのフードを混ぜます。約1週間で切り替えを終えて下さい。
急にフードを変更すると食べなくなってしまうことがありますので、混ぜながら徐々に切り替えていってください。
※歯や胃腸の発育の状態により前後します。

1日の給与量と切り替えの時期
低血糖の症状
低血糖の犬
低血糖の犬

小さい子で特に気をつけてあげなければいけないのが『低血糖』です。
下記の症状に注意してください。

  • ふらついてうまく歩けない
  • 立ち上がれない、立ち上がっても倒れてしまう
  • 体温が冷たく感じる(口の中や内股のあたりを触ってみてください)
  • 歯ぐきが白っぽい

上記症状が見られた場合、エナージェル(糖分)の補給、水分の補給、保温を行いすぐにお店へご連絡後、動物病院を受診してください。いくら元気であっても遊び過ぎによる体力の消耗や食欲不振などは低血糖につながります。 そのほか、1度の下痢や嘔吐でも危険な状態になることや症状が軽くても長引いてしまうことや急激に悪化してしまうこともありますので、『いつもと違う』を感じたらすぐにお店までご連絡ください。