- 初めての方へ >
- ワンちゃんをお迎えになられた方へ >
- お手入れ方法とお散歩
お手入れに関する事
はじめての方でもできる簡単お手入れ方法とお散歩
毎日のグルーミングや爪切りなどのお手入れや、シャンプー、またはお散歩も広い意味でしつけのひとつです。大人になってから急にお手入れをしても嫌がる子も多いので、小さいうちから慣れさせておきましょう。
下記に出てくる爪切りや耳そうじは、まず飼い主様が慣れないと、ワンちゃんは敏感に不安な気持ちを察して嫌がります。慣れれば難しいことではありませんので是非覚えて下さい。
また、これをわざわざ行うことも重要なしつけのひとつです。将来、他人のおうちへ行く場合や、動物病院へ行った場合におとなしくできるようにするには、お手入れの際にしっぽや手足をわざとギュッと握って嫌がらないように教えたり、お散歩に行けるようになったら、わざと人混みや、他のワンちゃんがいる環境に連れ出すことも大事です。我慢させるというしつけなのです。
グルーミングの重要性
ブラッシングなど被毛のお手入れ全般のことをグルーミングといいます。グルーミングは毛並みを整え、抜け毛や汚れを取り除き清潔にするだけではなく皮膚病や、ノミ、ダニ等の寄生虫を防ぎ、新陳代謝を高めるなどの役割があり健康維持にはとても大切なことです。
グルーミングの方法
長毛種の犬
- まずブラッシングに慣らすことが肝心です。ブラシでもつれ毛やほこりを優しく取り除いていきましょう。ポイントは、親犬がなめてあげる感覚で、優しく丁寧に行うことです。
- 首、おなか、背中をむらなくブラッシングします。耳の後ろや、お腹周りなどの柔らかい毛は毛玉になりやすいので、特に注意しましょう。
- 足先や、足裏の毛は伸びすぎると滑りやすくなり、フローリングのお部屋などでは事故の元なので定期的に短く切ってあげると良いでしょう。
短毛種の犬
- ブラシ全体を使って身体全体をマッサージするように、抜け毛を取り除くようにブラッシングします。
- 2週間に1度位はブラッシングのあとに蒸しタオルで全身をきれいに拭き、更に乾いたタオルで2度拭きすると良いでしょう。
耳そうじ
毎日観察、3日に1回程度
(※犬種・個体差によります。)
耳そうじもあまり耳あかがたまると中耳炎等になりやすくなるため定期的に行います。専用のイヤークリーナーをつけた綿棒で優しくこするように垢をとります。耳の状態は毎日確認します。但し、耳そうじのしすぎは良い菌まで取り過ぎてしまい、セルフコントロールが出来なくなる為ご注意ください。掃除をしてもすぐに汚れるようだと耳の病気の可能性がありますので動物病院へご相談下さい。
デンタルケア
2日に1回程度
歯周病・口臭ケアは子犬の時からのホームケアが重要です。成犬になってから歯磨きをしようとすると嫌がる子がほとんどなので、小さい時から習慣をつけてあげましょう。最初は嫌がる子が多いため、まずは口のまわりを触っても平気なようにトレーニングしてあげてください。慣れてきたら磨く練習としてデンタルジェルを付けて歯磨きをしてあげてください。
※注意したいおもちゃ:骨、牛や豚の蹄などの歯よりも硬いものを噛むと歯が折れやすいので与えないでください。
爪切り
子犬の時期:2週間に1~2回 成犬:1ヶ月に1~2回
(※伸び方は個体差があります。)
専用の爪切りを使用して、伸び具合を観察しながら定期的に切ります。お散歩の回数が少ない子の方が伸びるスピードは早いようです。右の図のように血管が通っていない部分を切りおとします。
最初は飼い主の方の練習が少し必要ですが、すぐに慣れるでしょう。狼爪の部分がある子は忘れずに切ってあげてください。
※神経を切らないように気をつけてください。
シャンプー
3回目のワクチン接種後からOK!月1~2回程度
シャンプーをご自宅で行うのは、3回目の伝染病ワクチンが済むまで控えて下さい。全身を濡らしてしまうと体力を消耗しやすく、風邪をひく原因になりやすいので、多少のにおいは我慢していただいて、汚れた部分を専用のドライシャンプーやウェットタオルを利用しふきとってあげて下さい。
※風邪には気を付けてあげてください。