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ネコちゃんをお迎えになられた方へ

お手入れに関する事

はじめての方でもできるお手入れ方法

グルーミングの重要性・方法

クシ

ブラッシングなど被毛のお手入れ全般のことをグルーミングといいます。グルーミングは毛並みを整え、抜け毛や汚れを取り除き清潔にするだけではなく皮膚病や、ノミ、ダニ等の寄生虫を防ぎ、新陳代謝を高めるなどの役割があり健康維持にもとても大切なことです。ネコちゃんが毛玉を吐く原因をなくすことや、コミュニケーションにもつながりますので1日1回のブラッシングをお願いします。

グルーミングの方法

グルーミングの方法

長毛種の猫

  1. まずブラッシングに慣らすことが肝心です。ブラシでもつれ毛やほこりを優しく取り除いていきましょう。ポイントは、親猫がなめてあげる感覚で、優しく丁寧に行うことです。
  2. 首、おなか、背中をむらなくブラッシングします。耳の後ろや、お腹周りなどの柔らかい毛は毛玉になりやすいので、特に注意しましょう。
  3. 足先や、足裏の毛は伸びすぎると滑りやすくなり、フローリングのお部屋などでは事故の元なので定期的に短く整えてあげると良いでしょう。

耳そうじ

耳そうじ

耳そうじもあまり耳あかがたまると中耳炎等になりやすくなるため定期的に行います。専用のイヤークリーナーをつけたコットンで優しくこするように垢をとります。耳の状態は毎日確認します。但し、耳そうじのしすぎは良い菌まで取り過ぎてしまい、セルフコントロールが出来なくなる為ご注意ください。掃除をしてもすぐに汚れるようだと耳の病気の可能性がありますので動物病院へご相談ください。

※耳の奥を傷つけてしまうこともありますので綿棒は使用しないでください。

耳そうじ

デンタルケア

デンタルケア

歯周病・口臭ケアは子猫の時からのホームケアが重要です。成猫になってから歯磨きをしようとしてもやらせてくれません。最初から歯ブラシを使うと恐怖体験がトラウマになりますので、まずは口に指を入れることから始めます。

  • 口を開けずに唇をめくったり、触るだけ
  • 好物を少量塗った指で歯を触る
  • 指で少しずつ触る範囲を広げる
  • 指紋で歯をこするように磨く
  • 口を開けて歯の裏側を触る
  • ブラッシングする
デンタルケア

爪切り

爪切り

基本的に猫は爪が伸び続けることはありませんが、爪とぎをすると爪が鋭くなり飼い主さんがネコちゃんの爪でケガをすることがあるため2週間に1回程度爪切りを行ってあげてください。
右の図のように血管がとおっていない部分を切り落とします。最初は飼い主さんも練習が必要ですがすぐに慣れるでしょう。

※神経を切らないように気をつけてください。

爪切り

シャンプー

3回目のワクチン接種後からOK!2~3ヶ月程度

シャンプーをご自宅で行うのは、3回目の伝染病ワクチンが済むまで控えてください。全身を濡らしてしまうと体力を消耗しやすく、風邪をひく原因になりやすいです。
ネコちゃんはお外で遊ばせることもなく体が汚れることが少ないですし、きれい好きで自分でグルーミングを行うので、2~3ヶ月程度のシャンプーで問題ありません。

※風邪には気を付けてあげてください。